BENDING Silver Spoon

  

歌うたいの江崎 掌が作る、アンティークのシルバーカトラリーを加工して制作したアクセサリー。

 

カトラリーを変形させたアクセサリーは60年代のヒッピー達がスプーンリングを作って販売したりプレゼントした事で有名になりました。

そのルーツは1600年代、イギリスのとある屋敷の使用人が女性にプロポースをする際に主人の家からくすねたスプーンを曲げて、婚約指輪にしたのがはじまりだそうです。

 

ヨーロッパでは古くから出産のお祝いに銀のスプーンを贈る文化があります。

これは赤ちゃんが食べるものに一生困らない人生を送れますように、という願いが込められています。

「すべての人が銀のスプーンを咥えて産まれるわけではない。ましてや金のスプーンを咥えて産まれるものか!」〜スペインの古い文章の誤訳から〜

 

カトラリーには様々なエピソードがあり、そのどれもが少し「曲がった」お話ばかりです。

ヒッピー達は家にあるものを売り、使用人は盗んだもので求婚し、赤ん坊はスプーンを咥えて産まれてくるのです。

 

そんな曲がったストーリーに感化された江崎が、やりたいことを、やりたいだけ、やりたいようにやって「まっすぐ生きる」為に制作しているのが、カトラリーを「曲げて」製作する「BENDING Silver Spoon」のアクセサリーです。